介護空間に存在する特有のニオイは、一般的に尿や便のニオイが原因とされていましたが、臭気成分を詳しく調査した結果、「尿臭」「便臭」に加え、成人男性の寝室でも検出される「汗臭」「加齢臭」、さらに「湿布」のような臭気をもつサリチル酸メチルの存在を確認。
5つの臭気が複合的に混じり合うことで、特有な『介護空間の複合臭』が生まれていることが分かりました。
■参考1:日本家政学会第70回年次大会(2018年)「在宅介護における室内環境の臭気調査」
■参考2:第31回におい・かおり環境学会(2018年)「在宅介護における臭気の測定と評価」
被介護者が普段最も長く生活する部屋に捕集媒体を設置、収集した臭気成分を機器分析及び官能評価を行い、在宅介護空間における臭気成分の定性分析を実施した。
介護空間には、様々なニオイの発生源があります。これらのニオイが混ざり合った『介護空間の複合臭』が、介護特有のニオイとなって、空間に漂っています。
生活空間のニオイに加え、介護空間特有の臭気成分も含まれている「介護空間の複合臭」。
通常の消臭剤などではニオイが混ざり合い、より複雑なニオイになってしまうこともあるため、エステーは「介護空間の複合臭」に有効な対策商品として「エールズ」を開発しました。
「介護空間の複合臭」に適した「5D消臭」処方採用で、介護空間をしっかり効果的に消臭します。
強い香りでニオイをごまかす一般的な消臭剤と違い、エールズでは①化学的消臭と②ナノパウダー(置き型の場合)の2つの方法によって消臭しています。
01化学的消臭(中和消臭)
介護空間の中でもニオイの強度が強い尿臭に含まれるアンモニア(アルカリ性)をクエン酸(酸性)によって中和消臭をする、化学的消臭というメカニズムで臭気成分を無臭化させます。
02ナノパウダーがニオイをしっかり吸着。(置き型の場合)
ナノレベルの孔(あな)を持つ消臭剤が悪臭を吸着。すばやく強力に空間を消臭します。